PowerAutomateでタスク再割り当てを実施する

PowerAutomateでタスク再割り当てを実施する

PowerAutomateでタスク再割り当てを実施する

以前、下記動画にてPower Automateでタスク割当をしてTeamsで連絡するフローを作成しました。

この動画のコメントにて、「担当者の再割当てをする方法」の確認がありました。
私も少し気になったので、上記動画で構築したものをベースに、新しく担当者再割当てフローを作成してみたいと思います。


フローの作成

今回のフローでポイントとなるのが、「再割当て依頼のメッセージをトリガーにする」ことです。
また、Teams内で再度案内をしたいので、「返信するためのスレッドIDを取得する」ことも意識していきます。
※突貫で作成しているので、実際もっと効率良くできる方法はあるかもしれません。

  1. キーワードが言及されたとき
  2. まずはフローのトリガーを作成していきます。
    Teamsのチャネル内で再割当て依頼のメッセージを検知した際に起動させたいので、自動化したクラウドフローからTeamsで絞り込み、キーワードが言及されたときを設定します。
    フロー編集画面においては、対象のキーワードやチャネルを指定していきます。

  3. 担当者の再割当て
  4. 動画でも紹介している方法で、担当者の再割当てを実施します。

  5. スレッドの親IDを格納する変数を用意
  6. 再割当て後に返信するためや、SharePoint Listsを更新するためのタイトルを取得するために、スレッドの親IDを取得する必要があります。そのための格納変数を用意しておきます。

  7. スレッド親IDの取得
  8. ここが正直微妙です。最初トリガーで取得した「replyToMessageId」で返信できるかとおもったのですが、うまく行かず。。丁寧に取得するように変更しました。
    メッセージの詳細を取得することで、そこに親IDがついてきます。それを使って返信などの操作を行っていきます。格納するのは先程用意した変数です。

  9. 親メッセージの取得
  10. 先程取得した親IDから、メッセージの詳細を取得します。

  11. Listsの更新
  12. 取得した親メッセージからタイトルで絞り込んでListsの項目を取得します。
    さらに取得したListsのIDを利用してListsの項目を更新します。

  13. Teamsで返信して通知
  14. 担当者再割当てとListsの更新ができたら、最後にTeamsに返信して通知します。

以上でフローの作成は完了です。最後に稼働確認をします。

このようにキーワード設定していた「re」を検知すると、再度担当者が割り当てられTeamsに返信が来ます。


さいごに

今回は動画でいただいたコメントから、担当者を再割当てしてTeamsに返信する仕組みを作成しました。
こういった部分も自動化できると、より業務効率が上がっていきますね。
是非試してみてください。今回はこの辺で、ではまた!!

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