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10月, 2021の投稿を表示しています

Power Automateで担当者ローテーションを機能を作成(Excel)

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Power Automateで担当者ローテーションを機能を作成 Power Automateで担当者ローテーションを機能を作成(Excel) 最近は Power Automate で色々な機能を作成しているのですが、この前実装した担当者ローテーションの機能を今回はまとめていきたいと思います。 例えば新規タスクをローテーションで担当者をアサインしたいときなどに、手動でローテーションの管理をするのは少し手間になります。こんなときに Power Automate を活用し業務効率を図っていきたいと思います。 方法としてはキューを活用します。担当者情報(メールアドレスなど)をキューに格納し、順に取り出し再度キューに格納する形で運用します。 キューの作成 まずは今回の要となるキューを作成していきたいと思いますが、エクセルを使用していきます。 とは言え、あくまでエクセル上にテーブルを作成するだけですが。。。 テーブル書式の作成 エクセル上のA1~D3列を選択し、ホームラベルの「 テーブルとして書式設定 」を選択します。 そうすると、下図のようにテーブルが作成されます。 1行目のカラム名を適宜変更します。今回は下記のように変更します。 ・列1: ID ・列2: 名前 ・列3: メールアドレス ・列4: 備考 必要情報を入力 テーブルが作成できたので、それぞれのカラムにデータを入れていきたいと思います。今回は3人のサンプルデータを入れておきます。 ID 以外は各自好きなデータを入れてください。 ID のみは関数である =ROW

Power Automateで文字列抽出

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PowerAutomateで文字列抽出 Power Automateで文字列抽出 最近 Power Automate の記事をよく書いますが、基本的に何か一連の機能を作成する流れを説明していることが多いです。 その中で出てくる各機能の詳細についてはあまり触れられていない事が多いので、今回は機能の詳細について説明する機会があっても良いかなと思いました。 なので今回は前回作成した Power Automateでファイルバックアップ(OneDrive) で使用した「 ファイル名の文字列から拡張子を抽出する機能 」について、詳細をまとめようと思います。 正規表現のような機能を作るのはまだ難しいですが、拡張子のようにある程度事前に抽出する文字列が定まっていれば数ステップで機能実装が可能です。 ステップや使用している関数の内容について説明していきます!! 各関数の説明 それでは、文字列を抽出するために使用する関数の説明をしていきます。今回は分かりやすくするためにファイル名から拡張子を抽出する流れで説明します。 lastIndexOf まず文字列を抽出するためには、抽出対象の文字列の開始位置が必要になります。なので開始位置が文字列の何番目から開始するのかを取得します。 その際に使用する関数が lastIndexOf になります。 引数は2つ指定します。 ・第一引数:対象文字列 ・第二引数:抽出したい文字列 ※抽出したい文字列が対象文字列に複数存在する場合は、最後に検知された開始位置が戻り値として返されます。最初に見つかった場所が欲しい場合には indexOf を使用します。 それでは lastInde

Power Automateで自動ファイルバックアップ(OneDrive)

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Power Automateでファイルバックアップ Power Automateで自動ファイルバックアップ(OneDrive) 突然ですが、皆さんはファイルのバックアップをどうやって取っていますか? 今は色々な方法があり、クラウドにあずけていたり、エンジニアならGitHubなどにソースコードをアップしていると思います。しかし、仕事などでそういったサービスの利用ができない場合もあると思います。 また、ただのバックアップではなく、更新前の状態のファイルも管理したいなんてときは大いにあると思います。私がまさにそれで、 更新前の情報を保存しておく必要があり 、毎回更新する際にバックアップファイルをコピーする作業を行っています。 これがかなりの手間で、バックアップ忘れて更新してしまったりした際に、コピーして片方を元の状態まで戻したりと色々な追加作業が入ります。。 なのでこの手間を事前に解決するために、 Power Automate で OneDrive 上に自動バックアップを作成するフローを作成していきたいと思います。 なお、このフローはYouTubeにもあがっているので参考にしてください。 フロー作成 さっそくフローの作成を行っていきます。 ただファイルのバックアップを取るだけならシンプルなフローなのですが、今回はバックアップファイルの名前に日付を加えるので、やや複雑になります。 下記の順番でフローを作成していきます。 空白から作成 左のリストから「 作成 」、「 スケジュール済みクラウドフロー 」を選択します。 下記画像のように、各項目を入力します。 スケジュール設定 「 スケジュール済みのクラウドフロー 」でデフォルトで作成さ

Power Automateで添付ファイルを自動保存する(Outlook)

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PowerAutomateで添付ファイルを自動保存(Outlook) PowerAutomateで添付ファイルを自動保存する 皆さんは仕事などで添付ファイルが来たときにどうしていますか? 一時的に確認するだけであれば直接ファイルを開いて閲覧することはあると思いますが、編集する必要がある場合にはローカルなどに保存してからファイル操作をすると思います。 しかし「ローカル保存」するのも意外と手間ではないですか?メールを開いて添付ファイルをクリック、保存先を選択してようやく目的のファイル操作ができるようになります。結構手間ではないでしょうか。また、クラウドなどに保存する場合にはアップロードされるまでファイル操作ができないなんてことはありませんか? そこで、メールが来た時点で自動的に添付ファイルの保存をしてくれる機能があれば効率よく仕事が進められるのではないでしょうか。 今回はこの課題を Power Automate で解決しようと思います。 作戦としては、指定のフォルダに受信した添付ファイル付きのメールを検知し、その添付ファイルを OneDrive 上に保存することです。 フローのステップ数的には非常に少ないく簡単に作成できるので、ぜひ作成してみてください。 また、フロー作成についてYouTubeにもアップロードしていますので、参考にしてください。 下準備 すべてのメールに対してフローを適用してもよいのですが、仕事だとグループアドレスなどでメールが来ることが多いので、あくまで自分宛てにきたメールに対してのみ適用する用にしたいと思います。 自分宛てのメールフォルダを作成 自動仕分けウィザード にて、 [宛先]に自分の名前がある場合 にチェックを入れ、所定の受信フォルダを指定します。 添付ファイル保存用のフォルダを作成 Power Automate でファイル