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Power Automateで「切り捨て」「切り上げ」をする方法

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Power Automateで「切り捨て」「切り上げ」をする方法 Power Automateで「切り捨て」「切り上げ」をする方法 Power Automate でフローを作成していると色々不便に感じる場面は多くあるのですが、直近私が不便に感じたのは「小数点以下切り捨て」です。 四捨五入用の関数は用意されているのに切り捨て、切り上げの関数は2022/9時点で標準実装されていない状態です。なので、これらの機能を使うためには関数を組み合わせて自作する必要があるのです。 Power Automateってローコードで実装できるのが売りな気がしているのですが、ちょくちょく自作しないといけないものが多いんですよね。。 ちなみに Power Apps には標準で関数が用意されているようです。 切り捨て、切り上げについては色々調べてみましたが、比較的簡単にできる方法を見つけたので、今回はまとめてみたいと思います。 切り捨ての実装 まずは 切り捨て から実装します。 仕組み的には簡単で、小数点で文字列を区切って、小数点以上の文字列だけを取り出せばよいのです。 以下に方法を記載していきます。 変数を初期化して用意する 下記の様にデータを格納するためのステップを作成しておきます。 inputData エクセル等のデータを読み込んだ際に「小数点をもつ文字列」を格納する変数 arrayData Split関数で「.」で区切ったアレイを格納するための変数