Power Appsで利用者情報を取得する(User関数)
Power Appsで利用者情報を取得する
Power Appsでアプリを構築していると、アプリを利用しているユーザ情報を取得したい場面ないでしょうか。
例えば、画面上部に利用者名を表示させたり、連携しているフローの引数に利用者情報を渡したいとか。。
そんなときに使う関数を紹介します。
User関数を使用
タイトルにもある通り、PowerAppsで利用者情報を取得したい場合は、User>関数を利用します。
なおユーザ関数で使用できるプロパティは下記の通りです。
プロパティ名 | 内容 |
---|---|
FullName | アカウント名 |
アカウントのアドレス | |
Image | アカウントの画像 |
- User().FullName
- User().Email
- User().Image
設定しているアカウント名が表示されます。
よく利用する方法としては、Concatneate関数を利用して「○○さん」のような形式で使っています。
設定されているアカウントのアドレスが表示されます。
利用方法としては、連携しているフローの引数に渡して、フロー側でそのアカウントの絞り込みなどを行っています。
設定しているアカウントの画像を表示します。
これはテキストに入れてしまうとリンクが表示されるだけなので、Imageコントロールに設定してあげることで表示することができます。
さいごに
PowerAppsはMicrosoftアカウントで利用するので、ログインという概念が殆どないです。(共有範囲はアプリ側で設定できるので)
なので、アプリ側でだれが利用しているのかを得るにはUser関数を利用して、必要なプロパティを指定してあげます。
下手にコードを書くわけでなく、関数指定のみで行けるので流石はローコードですね(笑)
ただ使う場面は非常に多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、このUser関数を利用したアプリの構築を紹介しているので、お時間あれば視聴いただけると嬉しいです。
今回はこのへんで、ではまた。
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