Power AutomateでTeamsのメンションを作成する方法

Power AutomateでTeamsのメンションを作成する方法

Power AutomateでTeamsのメンションを作成する方法

Power AutomateからTeamsを組み合わせ、メッセージを投稿することも多いと思いますが、その際にメンションを付けたいと思うことがあると思います。
通常Teamsから投稿する際には「@(アットマーク)」を付けるだけで自動的に候補を出してくれ、簡単にメンションを付けることができます。しかし、Power Automateからメンションしようとしても候補などは表示されないため、やり方がわからない人も多いと思います。なので今回は、Power Automteからメンションを作成する方法を紹介します。

動画でも紹介しているので参考にしてみてください。


メンションの作成方法

Power Automateでメンションを作成する方法は大きく2つあります。
まずは基本的な手順を紹介します。

ステップとしては2つになります。

  • officeからIDを取得する
  • 「新しいステップ」からOfficeで検索し、「office 365 Users」を選択します。

    複数のアクションの中から「ユーザープロフィールの取得(V2)」を選択し、ユーザー(UPN)にメンション指定したい相手のメールアドレスを入力します。
    詳細などは設定しなくて大丈夫です。

  • 取得したIDからメンションのトークンを作成する
  • 続いて「新しいステップ」からTeamsで検索、「Microsoft Teams」を選択します。

    「ユーザーの@mentionトークンを取得する」を選び、先ほど「ユーザープロフィールの取得(V2)」で取得した「ID」を入力します。

この2ステップを経て、メッセージの中でメンショントークンを指定することで、通常の投稿のようにメンションをを行うことができます。


テストしてみる

先ほどのメンション作成の工程を取り込み、Teamsに投稿するテストを実施してみたいと思います。
使用するフローは下記になります。今回のトリガーは手動としています。

  1. メンションしたい相手のメールアドレスを用意する
  2. メールアドレスからofficeのidを取得する
  3. メンショントークンを作成する
  4. Teamsに投稿する
  5. メッセージの中にメンションを組み込みます。

フローを実行し、メンションされるかを確認します。
実行結果が下記になります。

このように、フローボットからメンション付きで投稿することができます。
※実名でのメンションのためモザイクを入れてますがご容赦ください。。


さいごに

今回はPower AutomateからTeamsにメンションを投稿する方法を紹介しました。
少し面倒ですが、紹介した2ステップを経ることでメンションを作成することが可能になります。
またもう一つの方法ですが、officeから取得したidを事前に控えておき、その値をatタグで囲うことでofficeとteamsの2ステップを経由せずに、メッセージ投稿のステップだけでメンション作成が可能になります。
ただ、事前に調べ管理しないといけないという点で面倒であるので、あまりオススメはしない方法です。

Teamsは便利なツールで、その中でもメンションは必要な機能です。
ぜひ紹介した方法を取り込み活用してみてください。
今回はこの辺で、ではまた!

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