C#でログ機能を実装(自作)

ログ機能を実装(自作) C#にログ機能を実装(自作) 皆さんはアプリを作成した際に、ログなどを残していますでしょうか。 ログを残すことで、エラーが発生した際などに何が原因だったのか調査しやすかったり、逆に想定通りの挙動をしているか確認することにも使うことができます。 ネットを探せば便利なログ出力のライブラリは多数存在しますが、今回は ログファイルを出力する (作成する)クラスを自作で作成してみたいと思います。 なぜわざわざ自作をするのかですが、別に特別難しい処理を実装するわけではないので、自らコードを書いてみて勉強したいという意図があります。 ログ出力の方法を考える まずはログの出力方法ですが、ざっくり2種類あると思っています。 「 アプリ実行後にログファイルを出力する方法 」と「 継続的に1つのファイルに書き込んでいく方法 」です。 ざっくり上記2つの処理イメージを整理していきます。 アプリ実行後にログファイルを出力する方法 これはstaticのListを用意しておき、メッセージをListに追加していきます。 アプリ処理の最後にListのデータをテキストファイルなどに書き込んで保存します。 この方法のメリットは、アプリの実行ごとにログファイルを作成するので、ファイル名などに処理日時を埋め込んでおけば調査などが容易になります。 デメリットとしては、ちゃんと例外処理などを実装していないとファイル出力処理が実行できずログが確認できない状態になります。 継続的に1つのファイルに書き込んでいく方法 この方法は、書き込むファイルを指定しておくことで処理が行われるたびにファ...