NotebookLMのローカル版「Open Notebook」をLM Studioで完全オフライン構築してみた
NotebookLMのローカル版「Open Notebook」をLM Studioで完全オフライン構築してみた! Googleの「 NotebookLM 」、便利ですよね。資料をアップロードするだけで、AIが内容を理解して回答してくれたり、ポッドキャスト風に解説してくれたりするあのツールです。 「でも、社内秘のドキュメントをGoogleにアップロードするのはちょっと…」 「インターネットに繋がっていない環境でも使いたい!」 そんなニーズに応えるべく、GitHubで公開されているOSSの「 Open Notebook 」を試してみました。今回はこれを、以前の記事でも紹介した LM Studio と組み合わせて、 「完全ローカル(インターネット不要)」な環境 で動作させることに挑戦しました。 構築にあたって少しハマりポイントがあったので、その回避方法も含めて共有します。 Open Notebookとは? Open Notebookは、Google NotebookLMのオープンソース代替を目指したプロジェクトです。PDFやWebサイトのURLをソースとして読み込ませ、その内容についてチャットを行うことができます。 公式リポジトリはこちら: https://github.com/lfnovo/open-notebook 構成:LLMは「LM Studio」を採用 Open Notebookは通常、OpenAIなどのAPIキーを設定して使いますが、今回は 完全ローカル を目指すため、バックエンドのLLMとして LM Studio を採用します。 LM Studioでサーバーを立ち上げ(ポート1234など)、Open Notebook(Dockerコンテナ)からそこに接続する構成です。 ベースとなる docker-compose.yml は以下のようになります。 ...